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イシズエとの出会いはベストタイミング。なにか不思議な力が働いたとしか思えません。

お客様インタビュー

志村 様

奥様:7年ほど前に父が所有していたアパートを2棟、私が相続しました。そのうち1棟は大手住宅メーカーが建てたものなので、そのままその会社が一括借上げで管理運営をしていました。もう1棟は別の会社が管理していました。

その2棟とは別に隣接する物件(イシズエが管理)を母が所有してまして、その住人用の駐車場として私が所有しているアパートの駐車場を使えないか? というご相談をいただいたのがイシズエさんとご縁をいただいたきっかけです。
お付き合いしている中で、去年末には2棟所有していたうちの1棟の管理もイシズエさんに変えました。さらに今年のはじめには残りの1棟もお願いすることにしたんです。

ご主人:それまではイシズエさんのことは「そういう会社があるな」程度の認識だったのですが、一気に流れが来たんだよね。タイミング良くイシズエさんからお手紙みたいなのいただいて。手書きのハガキだったんだけど、ちょうど用事があってこの辺に来る日だったんです。出かけようとしたらその手紙が届いていたもんで、帰りに寄らせてもらいました。

奥様:ちょうど、この先どうしようかなぁ、管理会社を変えたほうがいいかなぁ、って迷っていたタイミングだったんです。

ご主人:散々私が反対していたんですよ、大手っていうのはどうしても個人の会社とは違いますよね。しっかりとした企画運営はしてくださるけど、その分オーナーにとっての収支バランスはあまりにも良くない。借上げだったこともあり、家賃も勝手に下げられてしまったりね。だからもっと小さいところに変えたほうがいいんじゃないか? って言ってたんです。

奥様:例えばあまり細かい説明もなくリフォームの見積もりを出されたときには、車一台買えちゃうくらいの金額だったことも…。相続したばかりで何も知らなかったし急ぎだったのでそのまま受け入れましたが、今思えばそのときも主人に相談すればよかったんですけどね。リフォームの基準が高すぎるといいますか、本当に修繕が必要なのかな? という箇所も見積もりに入っていました。

ご主人:そういうところは我々素人でもわかるじゃないですか。私はそれを傍目で数年間ずっと見ていたんですよ。でもちょっとあんまりだなということで「もう変えたほうがいいよ」って1年以上言ってたよね。いや2年くらいかな。そんなときに、たまたまイシズエさんからハガキが届いたんですよ。あれには不思議な何かを感じました。

親がずっと続けてきたことを変えるというのは
とても勇気のいること。決断に2年以上かかりました。

奥様:私は正直、これまで続けてきたことを変えるのがあまり好きではないんです。だから大手メーカーからイシズエさんに管理会社を変えるというのは、とても大きなことでした。でも、さすがにこのまま何も変えずに続けていたら駄目になると思っていたところにお電話もいただき、これは変えどきなのかなと。主人がサポートしてくれるようになってから、だんだんと気持ちも変わってきていました。

ご主人:妻の父親の代から大手メーカーにお願いしてきたわけですから、変えたくない気持ちもわかるんですよ。よほどの勇気が必要なこともわかりました。自分が逆の立場だったら、お父さんが今まで一生懸命やってきたことを変えるのは、人間だからなかなかできませんよ。当たり前です。なので、妻を説得するにも「今、言うタイミングじゃないな」とかいろいろ考えながらちょっとずつ話すようにしていました。例え話とか織り交ぜながら(笑)。どうしたら無理なく気持ちが変わるかなって。それで2年近くかかりました。どんなに人から言われても、自分自身がそういう気持ちにならないと人間は動けないですからね。

奥様:私の勇気がなかなかなくて、長い時間がかかってしまいました。でも実際に山野さんとやりとりするようになってから、それまでにはなかったすごい安心感を得ることができました。細かい視点が以前とは全然違うので、こちらが気づかないことも教えてくださいます。それまでの一括借上げという形も、イシズエになってからは管理のみに変更しました。まだ変えたばかりなので、具体的な収益の変化は実感できませんが、これから随分と変わってくると思います。

ご主人:イシズエになってからリフォームもありましたが、説明を聞いていて無駄がありません。やらないで良いことはやらないという一貫性があります。本当にオーナーの立場になって考えてくれる。イシズエさんは、商売の原点を知っていると思いました。

自分も商売をやってきたのでそこは大事にしています。商売というのは、とにかくお客さんに得をさせなくちゃいけない。自分を良くするのではなく、相手を良くする。その跳ね返りで食べるわけですから。それは見る人がみればわかります。山野さんは、そこをよく磨かれているなと思ったんですよ。どこで身に付けたんでしょうね? 会社勤めされているときに、相当努力したんだろうな、だからその発想が生まれてきたんじゃないかな? なんてあれこれ想像を巡らせています(笑)。

信頼関係の極意とは。
自分が思っていることをちゃんと全部話すこと。

ご主人:思うんだけど、夫婦でも仲の悪い人とか離婚する人いっぱいいるでしょ。会話がないからだと思うんです。自分の心の中にある思いをいかにしゃべれるかが大事。自分を丸出しにして、それで嫌だったらしょうがない! でいいんじゃないかな。両方がお互いに腹を割って素直に言って、そうしたら普通は分かり合えるんじゃないかな。

結局、ポイントは心と心。心で動く感じ。イシズエさんの心が、こちらの心に伝わってくるじゃないですか。わかる人は心と心がつながる。山野さんはペラペラ喋るタイプじゃないけど、伝わるものがある。いくら上手いこと言われたって、どっか腹で違うこと思ってればバレますからね。そのときはわからなくても、いつかはわかる。

最初に話した大手メーカーが悪いってことではないんですよ。大手は若い営業マンたちを育てていかなくちゃならない。そのためにはノルマを課したり、大口のお客さんを優先しろと教えたりするのは仕方がないこと。若い子たちがそうやって勉強して成長していって、いい仕事をするようになればいいんです。

人間だって悪いところは一つや二つある。大手もイシズエさんも完璧ではありません。でも信頼関係と心があれば、悪いところも消せるわけですよ。受け取る私たちの側がね。「しょうがないよな」って。

前にあったんだよね。イシズエさんから、どうしてもお願いできないかって言われた案件が。そのときに、いくらお付き合いがあるからといっても言うべきことは一応言おうと思ったので、こちらの思うことを全部言いました。
具体的には、ペットを飼っている方が入居したいと言ってきたとき「いやイシズエさん、これまでペット禁止でやってきたんだからそれは無理だよ」「これまでその条件を気に入って住んでいた方はどうなっちゃうの?」って。そうしたらイシズエさんが「じゃあ皆さんに、今後はペット可になりましたときちんとご連絡しますから」と。

それでも一度はお断りして終わったの。でもその後また山野さんが連絡してきて。とことんお互いに意見を出し合い、結局ペット可にすることにしたんです。オーナーとしては、トラブルが起きるんじゃないかと不安はどうしてもありますけれど。でもそういうことも、結局は日頃からのコミュニケーションがあれば許せるんですよね。友達だって、もし1週間くらい電話やメールの返事が来なくたって、それで別れちゃうんじゃ悲しい。もともと信頼関係があればそれくらいのことはなんでもないと思うわけですよ。

奥様:ペットの件に関しては、これからの時代は独身でペットと二人暮らしという方も多くなるし、そこを不可にしていると入居者がなかなかみつからず空きがでてしまいますよ、とイシズエさんが丁寧に説明してくれました。その点に関しても、もう父の頃とは時代が変わってきたんですよね。
良く考えたら、入居者がなかなか決まらなければ家賃を下げちゃえばいいっていう安易な発想にならず、じゃあどうしたら入居者にとって魅力的か? なおかつオーナーにとってもプラスになるのか? それを真剣に考えてくれるイシズエさんだからこそのエピソードだと思います。こういうことの積み重ねが安心感につながっています。

ご主人:イシズエさんとはまだお付き合いが短くて、恋人関係みたいな新鮮さがあるけれど、きっと根底にあるものは同じだからこれからも長いお付き合いになると思いますよ。ファイナンシャルプランナーとしての技術や知識を持っていることも心強いですし、それもどこで磨き上げたのかな〜? ってことが気になります(笑)。

そういえば、今でもひとつ心に残っている山野さんの言葉があってね。「うちに来てるうちは大丈夫です」って言い切ったんですよ。私は自分でタクシーの仕事やってるでしょ。たまに不安がるお客さんいるんですけど、自分に自信があるから「お客さん大丈夫だよ、この車に乗ってれば」って言うわけね。イシズエさんも、きっと自信があるんだなって思います。私の恩師も「うちに来てれば大丈夫だよ」って言ってました。だから同じ言葉を言い切ったイシズエさんは、すごいなって思ったんです。

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