お客様体験談

『家族のことを考えてくれる丁寧な対応に感動。今までの大手不動産管理会社との違いを実感しました。』 磯子区・H様|賃貸アパート管理

ガンで叔父が急逝し、ほとんど何の引き継ぎもないまま叔父が所有していたアパートを私の母が相続しました。サラリーマン生活しか経験のない父と、ほとんど専業主婦として生きてきた母の2人で不動産経営をすることになり、何から何までわからないことだらけ。

アパートは先祖代々引き継がれてきた土地に建っており、祖父の代から大手不動産会社Mに管理委託していました。私の父は自身が一部上場企業で定年まで勤め上げた人で「大きい会社はいい会社」という揺るぎない価値観を持っています。

ですが、長年の馴れ合いのせいもありM社はほとんど何もしてくれていない状況でした。「大きい会社」なのに! 今回叔父が使用していた2部屋を全面リフォームして入居者募集をかけることになったのですが、リフォーム後丸2ヶ月が過ぎてもまったく音沙汰なしという状態でした。

そんなとき、私がひょんなことから知り合ったイシズエの山野さんに実家の状況を相談する機会がありました。最初からとてもお話ししやすく、同じ地区で生まれ育った同世代ということもあり昔話にも花が咲きました。

母にはかねてより駄菓子屋さんをやる夢があり、私もじつはカフェをやりたいと思い続けていることを話すと「昔ご実家のそばに◯◯という自宅を改装した隠れ家カフェがありましたよね? あんな感じですか?」「できますよ!」と私もよく知る憧れのカフェの名前が山野さんの口から飛び出し、思いがけずイメージを共有することもできました。

大きい会社教信者である父を説得するのは難しかったのですが、とりあえず山野さんの話を聞いてみたいということになりました。驚いたのは最初の打ち合わせの日です。個性が強くクセのある父の心を、山野さんはほんの10分ほどで掴んでしまいました。打ち合わせが終わる頃には「じゃあ次は1週間後に」と次回の約束までしていました。さらに「大きい会社は東京にあって来てもらうのも大変だけど、イシズエさんみたいに地元の小さな会社は小回りがきいて、マメに来てくれるのがいいんだよね」なんてことも言っていました。変わり身はや!(笑)

次回の日程を決める際、「私のことは気にせず、両親と山野さんで決めてください。父は口うるさい私がいると鬱陶しそうですし(笑)」と本気半分冗談半分で私が言うと、山野さんはボソッと「いやいや、たまには娘さんに来て欲しいでしょ。お父さん嬉しそうですよ」とおっしゃったのです! その後の打ち合わせも、毎回私の都合をさりげなく聞いてくださっています。不動産があることで家族の関係が良くなるように常に考えていらっしゃる山野さんらしいなと思います。物件の話をしているようで、じつは私たち家族間の微妙な関係性や空気を敏感に察知されているのだと感じます。

クセ強めな父は、ちょっとお節介なところも玉にキズです。募集中の部屋に「あったほうが便利だろうから」と昭和感たっぷりな照明器具をつけてしまったり、手書きの「入居者募集中!」という立て看板をアパートの入り口に設置してしまったり…。

それを見た山野さんは、「お父さん、器用ですね! でもね、今の若い人たちは自分で好きな照明器具をつけたい人が多いし、むしろシンプルにしておいたほうが広告映えするんですよ」「せっかく作ってくださったのですが、看板はマイナスイメージになりかねないので外しましょうか」と言うべきことやオーナーの不利益になることはやんわりと(でもビシッと)言ってくれます。頑固な父も、山野さんの言葉にはすぐに素直に従ったのでビックリしました。

これまで打ち合わせを3回ほどしましたが、「調べておきますね」「やっておきますね」と約束したことは必ず次の打ち合わせまでに形にしてきてくださいます。実務面への信頼感はもちろんのこと、毎回自分のペースで話を進めてしまう父を遮ることなく最後まで丁寧に傾聴する姿や、スマートな立ち居振る舞いやマナーにも好感が持てます。

余談ではありますが、山野さんはとても素敵なペンケースを持っています。大きな契約をする場面で、お客さんにペンを差し出す機会も多いと思いますので、意外と目に付くポイントです。それから、玄関先ではササッと携帯靴べらを取り出しスマートに靴を履かれます。スーツやネクタイやバッグもおしゃれです。どんなに実務面で仕事ができる人でも、トレンド感のないダサくて古いスタイルの営業マンだと不安になるものです。そういう意味でも私は山野さんを信頼しています。

今後は、もしかすると母から私がアパート経営を引き継ぐことになるかもしれません。そうなったときには、法律や税金関係のあれこれも相談に乗っていただけそうなので今から安心しています。

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